ハンバーグアラカルト

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ハンバーグうんちく

タルタルステーキ
出典:ウィキペディア
ハンバーグの語源はHAMBURG=ドイツ・ハンブルグの英語読みです。料理としての起源は、もともとハンバーグステーキの意味でタルタルステーキ(牛生肉を粗挽きし、調味後卵黄や玉ねぎなどを絡める料理)を焼いたもの。タルタルステーキはほぼ生肉で食するもので発祥地はモンゴルです。またタルタルステーキの起源は13世紀ごろにヨーロッパに攻め込んだモンゴル帝国支配下のタタール人(タルタル人ともいう)の生肉料理が由来となっています(by wikipedia)そのタルタルステーキをドイツ人が自国へ持ち込み、たまたまハンブルグで流行し、しだいにそれを加熱調理したものに成長していったのでしょう。また、その料理がイギリスへ持ち込まれた際、出港場所がハンブルグだったため、イギリス人がハンブルグ風ステーキと名付けたらしいです。

余談ですが、タタール人は遠征の際に、数頭の馬を連れていき、バテてしまった馬を食用にしていたそうです。しかしその馬も歩きすぎて筋肉が固くなってしまったため、食する際には細かく切り刻んでいたそうです。

縄文クッキーの謎

縄文クッキー
出典:ウィキペディア
ハンバーグの由来は前述した経緯が一般的ですが、日本でもよく似た食べ物が発見されています。それが「縄文クッキー」です。

縄文クッキーとは、約6000年前にあたる縄文時代の居住遺跡である長野県大町市の大崎遺跡から出土した炭化物を分析したところ、卵と木の実を練り合わせたものでした。残念ながらこちらの遺跡から発見された縄文クッキーには肉類は含まれていなかったようです。しかし、山形県の押出(おんだし)遺跡から出土した炭化物には鹿やイノシシなどの肉類が検出されています。また、この炭化物は発酵させた形跡もあるようです。調味料は食塩のみだったらしいですが、食感はハンバーグに似たものだったような気がします。

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